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2016-10-28

NBA開幕!! 上昇し続ける放映権料のワケ

こんにちは!!

とうとう開幕しましたNBA

NBAといえば年平均約500万ドルという

世界で一番給料の高いリーグと言われていますが、

それを支えるのは何と言ってもTV局からの高額な放映権料になります。

2年前にESPN等のTV局と結んだ契約(今シーズンより開始)はなんと・・・

9年総額約240億ドル

単純に1ドル=100円で計算しても

総額約2兆4000億円

いやこれはもう小国の国家予算レベルではないでしょうか・・・

もちろん、MLB(年間約15億ドル),NFL(年間約50億ドル?)のメジャースポーツも高額な放映権料を大きな収入源としています。

ただただ金額が大きすぎて驚くばかりですよね・・・

そもそもなぜスポーツのリーグとTV局で、これだけ高額な契約が交わされるのでしょうか?

これは、最近日本でもCMが流れているネットフリックス等をはじめとした

ネットでのコンテンツ配信サービスが普及していることが背景として挙げられます。

近年はTVも自動録画ができたりと、以前に比べてかなり「好きな時間に、好きな番組」を

楽しめるようになりました。

それにより視聴者は、放映時間にきっちりと視聴する必要が薄れて来たのではないかと

推測されます。

例えばドラマや映画あたりは後から見ても特に弊害はありませんよね。

次の日学校や職場で話題に乗れなかったということは起きるかもしれませんが・・・

しかしその中でも、スポーツは「生」で視聴してこそ価値があると考えられます。

「筋書きのないドラマ」と例えられるように、その時に視聴するからこそ

感動や熱狂が生まれます。

このことがスポーツの「番組としての価値」を高めている

大きな理由のようですね。

日本でもJリーグが、海外の事業者と放映権に関して高額契約を結んだことも

少し前に話題になりましたね。

こういった安定して大きな収入があると、育成や施設への投資に回せるので

ゆくゆくはそのスポーツ自体の発展にも大きく寄与すると思います。

 

 

TVにとってスポーツ番組の価値は

これからも上がり続けるのでは!?