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2017-06-07

Bリーグ初年度終了

5/27(土)

日本人初NBAプレイヤー、田臥勇太率いる栃木ブレックスがチャンピオンとなり、

5/28、残留プレーオフをもってBリーグの記念すべき1シーズン目が終了しました。

 

バスケットファンとしては、今まで以上に競技がメディアに取り上げられたと感じますし、

観客動員数も前身のリーグより伸びたようです。

(参照:https://twitter.com/i/moments/792904585757155328)

 

ところで、開幕戦とファイナルは共に地上波で生中継されましたね。

しかしTV局の方からお話を聞くと、数字が良いとは言えないようで

これから先どうなっていくのかと、少し心配されているようでした・・・(個人の意見かもしれませんが)

それでも開幕時に投稿した記事でも書きましたが、

国営放送やスポナビの放送もあったため、

地上波の視聴率だけで悲観する必要もないように思えます!

 

実際、初代チャンピオンとなった栃木ブレックスの優勝パレードには

計3万人のファンが宇都宮市の沿道を埋め、写真のようにかなり盛況だったようです!

(http://www.nikkei.com/article/DGXLASFB03H01_T00C17A6000000/より)

 

しかし!

チャンピオンシップ(プレーオフ)の方式、

2戦先勝方式で、1勝1敗の場合第3戦が本来の10分×4本の試合ではなく

第2戦直後に5分前後半で勝敗を決することや

 

チャンピオンを決めるファイナルが一発勝負であることに対して

(NBAでは4戦先勝方式、現在NBAファイナル開催中)

 

第3戦という、かなり盛り上がる試合が

いつもと違う試合形式で、あっさり決まってしまうのが残念

といった声が上がったり

ファイナルというシーズンの締めくくりが一発勝負で決まるのは違和感がある、など

ファンやライター等の間で議論を呼びました。

そこで、なぜこういった方式になったのかを調べてざっくりまとめると

・第3戦までもつれた時通常通りの試合を行うと、TV中継できない可能性がある

→あるかどうか分からない枠なので、TV局が枠を空けておきにくい

 

・同様に、あるかどうか分からない試合に対して、箱(会場)を抑えにくい

→基本的に自前ではなく、公共の体育館を使っているため、第3戦がない場合借りる費用だけかかる

 

といったところでしょうか

 

もちろんアメリカで大人気のNBAは

TV局が「あるかどうか分からない試合の枠」をしっかり確保してますし、

なかった場合別の番組を放送して対応しています。

 

以上を簡単に考察すると

まだ、Bリーグが魅力的なコンテンツではない

それほど価値が高いわけではない

そんな事情がうかがえます。

 

これは先程挙げた、TV局の方の話を表しているとも言えます。

ただ、これからBリーグの価値が高まり、魅力が増していくと
TV局も放っておけない存在になるのではないでしょうか。

と、色々ありましたが

個人的に、滑り出しとしては悪くない

むしろ期待以上のシーズンだったと思うので

このままお茶の間にBリーグが定着して欲しいですね!